感染対策３つの基本
感染対策に必要な３つの基本としては、
①感染源の排除
②感染経路の遮断
③人の抵抗力の向上
が挙げられます。
感染源
感染源とは、感染症の原因となる菌を含んでいるものです。
血液、体液（汗、唾液など）、分泌物（膿、喀痰など）、排せつ物、創傷皮膚、粘膜などは、感染する危険性があるものとして取り扱わなければなりません。
また、使用した注射やガーゼなどの器具、器材、医療品も感染源となる可能性があります。
上記のものに触れる時は、手袋を着用し、着脱後には手洗いも行うことが感染予防となります。
しかし、日常では、感染症の原因となる菌を手に付着させたまま、例えば、ドアノブ、手すりなど公共の場の物を触る人も、多数いらっしゃいます。
それを私たちが触ってしまうことで、私たちの手にも菌が付着し、その手指で食べ物を口に運んだり、目をこすったりしてしまうことで、感染の原因となってしまいます。
手指に付いた菌を落とすためには、流水で菌を洗い流す「手洗い」が一番の感染予防なのです。
